冬キャンプ初心者が薪ストーブで失敗して分かった事

キャンプ

こんにちは。管理人のチュンです。皆さんキャンプ楽しんでますか?我が家はこの冬とうとう念願の薪ストーブを使った冬キャンプをやりに行ったのですが、初めてだった事もあり、想像以上にうまくいきませんでした(゜.゜)
もし、皆さんの中に初めての冬キャンプを考えている方がいたら、参考にしていただければ幸いです。

最初に

まず最初に断っておきたいのですが、冬キャンプでの薪ストーブは推奨されているものではありません。使い方を誤ると最悪死に至るケースもある事を忘れないで下さい。
今回私は、薪ストーブが無料のキャンプ場へ行って試してきました。前回別のキャンプ場でレンタルした事もあり、使用に関してはあまり心配はしていませんでした。
今回は念願の冬キャンプと言う事もあり、室内で使う事を想定していたので、事前に一酸化炭素探知機を念の為2種類購入してキャンプ場へ向かいました。

薪ストーブでの失敗

 テントの中に薪ストーブを設置し、いよいよ着火です。
と思ったら、ん??なんと…火が付きません(-_-;)
拾ってきた小枝や着火剤に火をつけ比較的細い薪をのせるのですが、全く火が付かないのです。
何度やり直しても火に触れた場所は黒くすすになるだけで、一向に付く気配がありません。
原因は薪がしけっていた事と太すぎた事だと思います。
当たり前の事ですが、薪の水分量が多ければ火は付きません。そんな時は薪を割って細くして使うのが良いみたいですが、残念ながら私たちは薪割の道具を持っていませんでした。
また、キャンプの2日前位に雨が降った為、管理棟の薪も微妙だったので、道中で見かけた細い薪の売っていた道の駅へ慌てて向かいました。

何とか薪ストーブを付けるが…

道の駅の薪のおかげで、何とか火が付いたので薪ストーブの周りにしけった薪を置いて少しでも乾燥させながら、使っていきますがここでも問題が起きます。
薪ストーブを使用する際には専用の温度計を用意して中の温度を気にしていたのですが、油断するとすぐ温度が下がっており、慌てて薪ストーブを開けると黒い煙が発生して、けむくて目は痛いし、臭いしで大変な思いをしながら薪を追加して暖を取りました。
これもしけったまきが無く完全に火が付いていれば、ストーブの中の空気は温められて煙突から出てくはずなのですが、
火が安定して付かない→こまめに薪を加える→ストーブの中の温度下がる→また開けて薪を足す、
の負の連鎖が延々と続き大変な思いをしながら過ごしました。

寝袋について

結局楽しい時間もあまり過ごせず就寝する事になり、今回冬キャンプ用に新たに買った某アニメで有名なマミー型シェラフの出番となるのですが、さすがにそれだけでは寒そうなので今まで使用していた封筒型の中にマミーをねじ込み、更に足元に極暖のカイロを貼り合わせてから使用してみました。
結果として真冬のテントで朝まで寒くなる事なく眠る事が出来ました。

翌朝気づいた事

朝起きて外に出てみるとうっすら霜が張って軽い銀世界でした(゜_゜)車のフロントガラスがシャリシャリになっててビックリ!この寒さの中朝まで無事寝れた事は良い体験でした。
悪い事としてはテントの中が煙でいぶされていてまぁ臭いくさい(-_-;)
また、テントの外側も結露でグッショリ湿っており、完全に乾くレベルではありません。結露のしにくいコットン製のテントが本気で欲しいと思うレベルでした。
朝も薪ストーブを使用してみるも火は付かず、ツーバーナーコンロでご飯を作って食べました。
何故か無性に切ない朝でした。

最後に

今回のキャンプをして冬のキャンプに必要だと感じたものを改めて記載すると
1 極暖なふとん
2 出来れば結露の少ないテント
3 横から火が見える薪ストーブ
4 乾いた薪
5 死にたくなければ一酸化炭素検知器
6 3,4の手間のない灯油ストーブ
と言った所でしょうか。特に乾いた薪は当たり前の事と思うでしょうが、初めての冬キャンプ初心者には薪の乾き具合は分からず、結果として今回のキャンプは薪ストーブの購入を再考する程の体験になりました。サイトによっては薪専用のショップもあるみたいだし、そういう所で直前に購入も良いのかもしれません。普段冬キャンプしている人はどこで調達しているのでしょうか?
今季はもう行く事はないでしょうから来年の冬、もしキャンプする事になったら次は灯油ストーブを試してみたいです。ちなみにお嫁さんはこんな経験をしたのに薪ストーブの購入には変わらず前向きでした…
皆さんも冬キャンプ色々な体験込みで楽しんできてください。

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